ステンシル版画
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ステンシルは孔版の一種で、孔版とは細かい穴の開いた版の裏側からインクなどを染み出させて印刷する版画技法です。
版には紙や金属板が使用されます。
ステンシル版画の技法は日本では着物の柄の染物などにも使われています。
型紙を切り抜いてその間から絵の具などを紙に写すのもステンシル版画の一種です。
子供のころに折り紙を幾何学模様のように切り抜いて紙の上にのせて絵の具や色鉛筆で塗ったことがありませんか。
紙と絵の具のステンシルは非常に簡単にできますので年賀状や暑中見舞い、ちょっとしたカードの作成に応用できます。
自分の好きな形に紙を切り抜けばステンシル版が出来上がりますし、最近はパソコンを活用する方法もあります。
パソコンで図柄を作り紙やマスキングシートに印刷したあと、その印刷された部分を切り抜くことできれいなステンシル版を作ることができます。
またオリジナルTシャツの作成にもステンシルの技法はむいています。
アルファベットや数字などのステンシル版は簡単に購入できますので組み合わせることで自分だけのステンシルTシャツを作ることができるのです。
ちょっと上級になりますがオリジナルジーパンや家具、車のボディなどにもステンシル版画を応用することができます。
ただしステンシル版を切り抜くのはカッターを使った細かい作業になりますので手を切らないように注意しましょう。
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