リノカット

楽しい版画

|初心者でも簡単にできる版画の一つはリノカットです。道具も簡単に揃いすぐに素晴らしい作品が作れるようになるでしょう。

版画を始めよう!



リノカット



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初心者でも上手くできる版画の技法がリノカットです。


リノカットの用具は揃えることが他の版画の技法に比べ容易で、道具の使い方も簡単です。


そのため少し練習しただけで、びっくりするような作品が単色・多色刷りで作れます。


特別な施設が無くても自分1人で全ての工程を仕上げることが出来ます。


版材のリノリウムは柔らかく彫りやすいので、使いやすい版材です。


柔らかいので細かい線は彫り難いので、細い線を活かす細やかな作品より大胆な線や形、模様を活かした作品がリノカットには向いています。


【用具・用材】


・リノリウム ・・・ コルク質の合成材。彫る前に温めると柔らかくなり彫りやすくなる。油分でぬるぬるした版の場合、アルコールで拭き取るかサンドペーパー(目の細かい物)で取り除く。


・彫刻刀 ・・・ 三角刀と丸刀と切り出しナイフ。一般的な版画用のものでもいいが、切り出しナイフはリノリウム板用の物を選ぶと扱いやすい。


・パレットナイフ


・インク用へら


・ローラー ・・・ 柔らかめの物がリノリウム板には使いやすい


・バレン ・・・ 一般的な木版画


リノカット(単色)の手順】


①図柄を考えカーボン紙を使ってリノリウム板に転写する。刷ると図柄は左右逆になることを覚えておきましょう。下絵を直接リノリウム板に書いても良い。鉛筆、マーカー、筆やペン、何でも良い。


リノカットは暘刻と陰刻のどちらも彫ることが出来ます。彫る順序や順番はありません。好きに掘り進めて行くと、どのような彫り方が良いのか、どの程度の力加減が良いのかなどわかってくるでしょう。


③試し刷りを行いましょう。版面にインクを塗って刷るより、薄い紙を乗せて上からグラファイト鉛筆で擦るだけで刷りの見当が出来ます。


④本刷りを行います。インクをローラーにむら無く付けましょう。インク練り盤にインクをパレットナイフで広げ、何度も前方向にローラーを転がします。このローラーをリノリウム板全面に満遍なく色が付くまで転がします。必要に応じてインクをつけましょう。


⑤版面に版画紙をかぶせ、紙の裏からバレンやスプーンの背などを使い満遍なく擦ります。始めの内は薄い色合いの作品になりますが、刷り続けてインクが馴染めば濃く均一な色の作品が出来ます。



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