バレン(馬連)について
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バレンは木版画に欠くことのできない道具です。
余分な重さや大きさを取り去り、手摺りの機能を完璧に備えたシンプルな道具は、おそらく他に類を見ないでしょう。
【バレンの素材について】
竹皮の繊維の観世縒(かんぜよ)りを2本合わせて縒(よ)り、1本の太い縄にし、それをぐるぐる巻いて渦巻き状にしてバレン縄と和紙を取り合わせた皿状態のバレン当てを、竹皮で包んで作ってあります。
【バレン縄とは?】
バレンはバレン縄がどれだけ縒り合わせてあるかによって呼び名が変わります。
四っこ、八っこ、十六っこというように呼ばれます。
数が多くなれば縄も太くなり、強くて荒いバレンになります。
また、特殊なものでは、八っこに四っこを合わせた十二こというものもあります。
バレン縄は、コンペイトーのようなコブの集まりで出来ており、このコブが絵の具をうまく刷りとる役目を果たします。
指で触れるとごつごつしているこのコブが無くて、ツルツルとしたバレンだと、力を入れて刷っても、あまり効果は無いでしょう。
【初心者用のバレンについて】
昔は、バレンを作る仕事は摺師の片手間の仕事だったと言いますが、今ではバレンを作る職人も数が少なくなり、大変高価なものとなっています。
初心者は上記で紹介した高価な本バレンでなく、代用バレンで、バレンの扱い方をじっくりと研究してみると良いでしょう。
バレンを良く知るために実際に自分で作ってみると、その機能的なすばらしさがよく理解できるでしょう。
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